1998年7月10日、物語はここから始まる...

NW19便18:50発シンガポール:シャンギ空港行きの飛行機は夕空のなか離陸した。 シンデレラもお家に着くころインペリアルホテル794号室の部屋の鍵を開けた私達。まずは寝ました。
 
モーニングコールの電話がなり、眠気まなこの目をこすりながら
ツアーのオプショナル市内観光のバスに乗り込んだんだ! シンガポールで2番目に高い丘「マウント・フェーバー」という場所につくと なぜだかマーライオンがいるではないかぁ!! 真っ白なマーライオンは確かにキレイだったけれど、国名の由来になって言う にしては、ちょっと小さすぎる!早く本物をお目にかかりたいものだ・・・ でも、このマーライオン・・・何かに似てる!そう 「うしおととら」の”とら”を思いだしてしまった(笑)

お昼前についた場所は。2000種以上も蘭の花が咲いている「植物園」。 さすがに赤道直下の国だなぁ〜と思わせる 真っ赤な、コウノトリのくちばしの様な形の蘭から、純白のかわいらしい蘭と 青空とのコントラストが鮮やかで絵になる〜って感じ!
お腹もいっぱいになった頃についたのが、まちに待った、マーライオンのいるマーライオン公園。

 

 
ガビィィィン(涙)嘘だぁぁ・・・

そんなはずは無い、そう信じたくなるマーライオン像だった・・・

口から水を吹いてるはずが、、、 もっと、もっと大きなはずが、、、 と、言いながらも本物のマーライオンの側にあるミニチュアマーライオンが めっちゃ可愛いくて気にいってしまったのだ! 夕方になってから、クラークキーから「バンボート」にのってマリーナ湾へと流れる シンガポールリバー」を下りながら、ラッフルズ卿上陸地点、ボートキー、 マーライオン像 を見たりした.
マーライオン


17:00にDFSで、現地で勤務してる会社の方S氏とM氏と待ち合わせ。

実は、S氏とは何度か日本で挨拶をした事のあるくらいの面識しかなかったのに、ずぅずぅしくも案内していただくことに。(嗚呼!若いってすばらしい)更に、私の勤務する建物内の違う部署のM氏もたまたまこの時期にシンガポール支店に研修(?)で行ってる最中だったので「旅行で行きます!」と社内電子メールで伝えて遊んでもらう事に。(やっぱり若さだ!)。

旅先で現地の人に案内してもらえるっていうのは、とってもラッキーなこと! まずは、腹ペコの私たちに、水餃子・焼き餃子・揚げ餃子・ショウロンポウ・ あんこのパイはさみ揚げを食べさせてくれたお店へGo! 地元では、有名のようで私たちが食べ始めて間もなくドアの外には行列ができていた。 どれも美味しかったけど、水餃子を生姜の千切りと一緒に口にすると・・・ こぉれは、たまらない新しい水餃子の食べ方!

チャイナタウンへ車で向かいお散歩! ここは上野のアメ横に似ているかなぁ? 屋台が一つの建物にぎっしり詰った、そんな感じ。 ここで、初めて「ドリアン」という果物の香り・・・ いや、匂いに挑戦!

ふむ...ちょっとクセはあるけど、甘い感じかな? 言われてるほど、とんでもない匂いではなかったよ。

 

チャイナタウン

夕食が食べ終わった頃に、会社のテニス合宿で一緒になった方が去年転勤でマレーシア支店に居たので、マレーシアとシンガポールは近いでしょう!と思い込み(私にとっては新宿と小田原くらいの距離だと思っていたの)「旅行で行くから遊んで下さい!」と連絡。この方の後輩がM氏という事もあってOKのお返事がいただけたの。おなかいっぱいの私達4人とM氏が合流。

 

 

夜もだいぶ深まった頃、やっぱりシンガポールに来たら・・・

ラッフルズ・ホテルのロング・バー! 言わずとも知れてるシンガポールスリング発祥のバー。 床に無造作に捨てられたピーナッツの殻や高い天井、 ライブ演奏・・・ なんとも優雅な空間で飲む濃いピンク色の シンガポールスリングはとても、とっても甘美!

私達5人はほぼ初対面に等しいけれど楽しくシンガポールの夜を過ごしました。

ロングバー


@ さぁぁぁて今日は買い物よ!と張り切って起床した12日!
タクシーで伊勢丹の前まで行き、シャネル,フェンディ,エルメス,グッチ...
とっにかく、歩き周って足がクタクタになっても買い物に徹していた(苦笑)

 

夕方になって、またまたS氏とM氏とM氏と待ち合わせ時間ギリギリまで買い物に明け暮れた。

車で30分ほど走ったチャンギ空港近くの海沿いのレストランへ。八景島シーパラダイス内のレストランの様な感じかな?海岸線に似合うシーフード料理店。2階建てのたてものはテラスになってるから外で食べてる感覚そのもの。

風を感じながら食事のできる所で、 えびの唐揚げや野菜炒め、焼きそば、魚料理と どれも、これも笑顔満点になれるものばっかり! 最後にテーブルに置かれたものは 本日のメイン、かに!

エビチリのカニバージョンといった感じだけれど とてつもなく大きなカニを両手で持ってほおばるだなんて! やっぱりココでしか出来ない!

かに


夜景スポットを回っていただき、シンガポールの夜景を満喫。私達は買い物で歩きつかれ、そして美味しい物をたらふく食べて、更に更にあの有名なシンガポールの夜景を満喫してホテルに着いたら、後は寝るしかない!もちろん、その前に買ったものをベッドの上に並べて満喫したけどね(笑)
 
シンガポール最終日13日もやっぱり、お買い物! 昨日、どうしようかなぁ〜?って迷ったものを、やっぱり 欲しいものは買っておこう!ということでオーチャードロードを行ったり来たり。

 

 


どうしてもこの旅行でしてみたかった事!
それはシンガポーリアンの大好物、ドリアンを食べる事!!!


高島屋の地下に行って、お仕事してるお店の人にドリアンを指差しながら こんな英語があるのかい?という英語単語をつなげた言葉で どうにか、2/1だけカットしてパックに入れて買わせてもらえることに。 ホテルに持ち帰り、夕食に食べようと冷 蔵庫へ・・・

 


夕食の時間まで、まだ時間があるのでクラーク・キーまでお散歩をしに出かけてみようって事に。
ホテルから見える不思議な建物は、色が鮮やかでキレイだったから てっきりディスコとかクラブって感じの遊ぶ所だと思っていたらヒンズー寺院だったとは・・・(笑)
クラーク・キーでは夜の開店の準備が始まっていたよ。
ここは古い倉庫を再開発したフェスティバルヴィレッジで、ショップ・レストラン・ディスコ・ アンティークショップといったお店が200軒位集まっているらしくて 縁日のようで、楽しそうな場所みたい。



日差しの強さに負けて、ホテルに戻り夕食タ〜イム!
どりあん、どりあん、どりあんちゃん!
うぅぅぅ〜ん・・・ラップをはずした途端に部屋はドリアンの香りでいっぱい!
一口・・・パクッ!
おぉぉ〜!!!!!!!!!!!!!
触感がぁぁぁ(涙)苦手な苦手なアボガドのような感じ・・・
トロ〜というかネチョ〜というか、表現できない・・・
味は、いちじくに似た味で、おいしいのに、触感ワタシ的にカナリ駄目で 結局少ししか食べれなかったけど旅の目的達成したし、満足!満足!

帰りの飛行機はものすごぉーくラッキーな事に ビジネスクラスに座れることに!!
初めて座る席に、ちょっぴりドキドキしながら おいし〜い機内食と快適な座り心地を満喫。(こんなシートに縁の無いワタシ達二人はかなり奇怪な行動をとり、周りの人にクスッと笑われたんだけどね、本当をいえば)

私にとって旧姓で旅する最後の海外旅行は、充実した楽しい旅行となりました。


お世話になりました方々に心から感謝しております
1998.7 初の旅行記を書いてみました。

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